広告ブロッカーをインストールし、ブラウザの設定でトラッキング保護をオンにして、「これで問題は解決した」と思った。
ところがその後、ノートパソコンで商品を検索したら、20分後にスマートフォンのまったく別のアプリでその広告が表示された。
これはバグではない。クロスアプリトラッキングはこのように動作するよう設計されており、ほとんどの広告ブロッカーはそれを止めるためには作られていないのだ。
ブラウザブロッカーはブラウザの中しかカバーできない
ブラウザ拡張機能ベースの広告ブロッカーも、ほとんどのコンテンツブロッキングツールも、すべてひとつの境界の内側で動作する。それはブラウザだ。そのブラウザを離れて別のアプリを開いた瞬間、ブロッカーの管轄から完全に外れてしまう。
地図アプリ、ニュースリーダー、ショッピングアプリ、SNSアプリ——これらはそれぞれ独自のネットワーク接続を通じて、広告ネットワークやデータブローカーと直接通信している。ブラウザ拡張機能はそのトラフィックを見ることができず、ブロックすることもできない。そもそもそのために設計されていないのだ。
トラッカーがアプリをまたいで追跡する仕組み
トラッカーはブラウザのCookieとはまったく関係ない複数の仕組みを使っている。
- デバイス識別子——アプリをまたいで保持され、広告ネットワークと共有される
- IPアドレスによる紐付け——複数のアプリが同じ広告ネットワークにIPアドレスを報告し、ネットワーク側でつなぎ合わせる
- SDKレベルのデータ収集——開発者がアプリに組み込んだもので、ブラウザを介さずに行動データを直接データブローカーに送信する
- DNSレベルの呼び出し——ページが読み込まれる前にトラッカードメインへのリクエストが発火する
広告ブロッカーがブラウザウィンドウ内に表示されるものだけをフィルタリングする場合、こうした経路はすべて開いたままになる。
システム全体のブロッキングとは何か
クロスアプリトラッキングを止めるには、ネットワーク層でのフィルタリングが必要だ。ブラウザの中だけでなく、デバイス上のすべてのアプリからのDNSリクエストとネットワーク接続を傍受しなければならない。
Casper's Cloakはこの層で動作する。DNSレベルのフィルタリングと、WireGuard暗号化トンネルを通じたシステム全体の広告・トラッカーブロッキングを組み合わせることで、SafariでトラッカーのAPIコールをブロックするのと同じ保護が、一度もブラウザを開いたことのないアプリからの同等の呼び出しにも適用される。AIの脅威検知レイヤーは、静的なブロックリストにまだ掲載されていないトラッカードメインや悪意あるインフラをリアルタイムで分類し、検知する。
これがCasperの本質的な違いだ。単なるVPNでも、単なる広告ブロッカーでもない。その両方に加えてAIの脅威検知——これらがネットワーク層でひとつになって、すべてのアプリにまたがって機能する。
実際のテスト方法
現在使っているブロッカーがシステム全体に機能しているかどうか確認するには、シンプルなテストがある。ノートパソコンで何かを検索してから、スマートフォンで3〜4つの無関係なアプリを開いてみよう。1時間以内に関連する広告が表示されたら、ブラウザブロッカーはアプリには届いていない。
1つのサブスクリプションで全デバイスをカバー
Casper's CloakはiPhone、Android、Macで動作する。1つのサブスクリプションで3つすべてをカバーするため、スマートフォンでクロスアプリトラッカーを捕捉するシステム全体のフィルタリングが、Macでも別のツールや設定なしにそのまま機能する。
Basicプランは月額$9.99または年額$69。Proはファントム AI防衛と無制限データが加わり、月額$12.99または年額$89。